はなもも茶道日記

〜茶道で幸福感に満たされる〜

秋の茶花

今日は、重陽節句ですね‼️

菊の節句にちなんでピンポンマムなどのアレンジメントを母にプレゼントしたかったのですが…お花屋さんに行くのは後日になってしまいそうです💦

 

さて、実家で育てている茶花が可愛らしくて咲いています✨✨✨

 

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紫紺野牡丹(シコンノボタン)

濃い紫色が映えます✨

まさしく主役級の美しさです✨✨

 

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小海老草(コエビソウ)

海老の尾に似ています✨

何とも言えない奥ゆかしい色合いで、フォルムも素敵です✨✨

 

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水引草(ミズヒキソウ)

さり気なく咲いている姿が可愛らしいです✨

主役を引き立ててくれる名脇役でしょうか💕

 

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山竜胆(ヤマリンドウ)

少し小ぶりなので、茶花として生けるには最適です✨鮮やかな色に目を奪われます✨✨

 

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虎の尾(トラノオ)

虎の尾は数多の種類があるそうなのですが、この虎の尾は少し細身で繊細な感じです✨✨

 

お花を見ていると心が和み癒されます😌🍀

炭点前とお濃茶のお稽古

昨日、初めて炭点前のお稽古をつけてもらいました。特殊な所作が多く、とても興味深いお点前でした✨✨何と言っても炭をくべていくところが難しく、熟練が必要だと痛感しましたが、その分学習意欲が高まりました‼️

 

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炭点前の後、お濃茶のお稽古もつけてもらいました。

お濃茶のお点前には、だいぶ慣れてきた感じがしますが、とにかく美味しいお濃茶を飲んでいただきたくて毎回真剣勝負です‼️

 

 

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主菓子:雅車  清閑院製

 

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充実したお稽古でした✨✨✨

次回も頑張ります💪🏻

お濃茶のお稽古と茶花

昨日から秋の空気に変わりましたね。

北海道では観測史上最も早く初冠雪を記録したそうで、とても驚きました😳

 

今日のお稽古は、前回に引き続き丸卓を使ったお濃茶のお点前でした。

 

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前回の反省点を踏まえ、お湯の量に気をつけました。

お抹茶とお湯の量、そして練り具合がすべてうまくいき、美味しいと褒めていただけました❗️嬉しかったです✨✨

お濃茶のお点前は、厳粛な感じがして大好きです💕

 

本日の茶花では、一足早く秋の風情を感じることができました。

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花入:手つき網代

茶花:山竜胆(ヤマリンドウ)

           女郎花(オミナエシ)

           鷹の羽薄(タカノハススキ)

 

 

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主菓子:黄身しぐれ

 

 

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お干菓子:京ふうせん  末富製

                  彩紋  彩雲堂製

 

彩雲堂は、出雲国松江の御菓子司です。

この彩紋というお干菓子は、私が中学生の頃にいただいたことがありました。それまでお干菓子を美味しいと思ったことがなかったのですが、初めて美味しいと感じたお干菓子だったのでよく覚えています。

紫色の方には白ごま、黄色い方には柚子が入っており、食感と香りがとても良いです😋

 

今日の着付けは10分ぐらいで仕上げました。お稽古の後に撮らせていただいたので、多少着崩れしています。

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五泉練という生地で、洋服よりも涼しいそうです🎐

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メッシュのような軽くて柔らかい生地でした。

 

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毎回、先生が掛物の禅語の意味や先生の解釈をお話ししてくださるのですが、そうしますと、その情景が頭の中に広がり、違う空間にいるような気分になります✨

私はその瞬間、心が潤い幸福感に満たされます。

本当に贅沢なひとときです。

お濃茶のお稽古

今日はとびきり暑い1日でしたが、そんな中でもお稽古がありました❗️

 

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お濃茶のお稽古で、1回目に注ぐお湯の量が若干少なくなってしまったので、2回目は意識して多めに注いでみようとしたのですが、今度は多くなりすぎてしまい、ちょうど良い濃さになりませんでした😣

次回こそはリベンジしたいです💦

 

今日の掛物は、この時期ならではものでした✨

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団扇の画と、中回しの水色が調和していて、とても涼しげです✨✨

 

 

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花入:蝉籠(せみかご)

 

この暑さであまりお花が咲かないようでして、今回の茶花も槿(ムクゲ)でした。

薄い紫と濃い赤紫の槿です。

 

 

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主菓子:花むくげ   鶴屋吉信

 

葛製の主菓子です。見た目が可愛らしくて大好きです💕ひんやり冷たくしていただきました😋

 

 

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お干菓子:十二ヶ月   諸江屋製

                 季節の薄氷「蛍」 五郎丸屋製

 

白、水色のコントラストが目にも涼やかです。

 

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そして、玄関の間に生けられたお花がとても綺麗だったのでアップします❗️

東郷菊(トウゴウギク)と鷹の羽薄(タカノハススキ)です。

 

夏の平茶碗を使うのも今月いっぱいまでです。

立秋を迎え、秋の気配が感じられるようになってきました。特に、夕暮れから聞こえ出すヒグラシの鳴き声と空気の匂いで、そう感じます。

やっぱり夏は短いですね…あまりの暑さに参ってしまいますが、少し寂しいです。

 

次回のお濃茶こそは、ベストな濃さで点てられるように頑張ります‼️

薄茶のお稽古と繊細な茶花

今日のお稽古は、薄茶のお点前をしました。

茶道のお点前は、薄茶に始まり薄茶に終わると言われます。

しっかり基本を身につけたいと思います❗️

 

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母がよく冷えた水まんじゅうを用意してくれたので、ありがたくいただきました💕

 

 

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お干菓子は、

松風  三木都製
濃茶落雁  諸江屋製 

松風の原材料:小麦粉・砂糖・麦芽飴・白味噌・ケシの実

濃茶落雁の原材料:和三盆糖・寒梅粉・小豆・抹茶

 

原材料を見てみますと、和菓子は体に優しいということがよく分かります。

 

茶花は連日の暑さで残念ながら萎れてしまうものも多いのですが、繊細で可愛い茶花が咲いてくれました✨✨✨

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河原撫子(カワラナデシコ)です❗️

 

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こちらは、百日草(ヒャクニチソウ)です。

どちらの茶花も、種から育てたものだそうです✨✨

母を見ていて、茶花を育てるためには、きめ細やかなお世話と根気が必要だと分かりました。

頭が下がります。

 

茶花だけではありません。

茶道の先生は、様々な準備を整えてお弟子さんをお迎えします。

お弟子さんに対する想いがあればこそ成し得るものだと思います。

先生がお弟子さんを想う気持ちは、本当に尊いな…ありがたいな…と思います。

 

そんな先生の想いに応えるべく、これからも一生懸命練習を積み重ねていきたいです。

お濃茶のお稽古と茶花

今日は台風がやってくる影響で朝方からお天気が不安定でした☔️🌪

幸運にもお茶のお稽古が始まる少し前から雨と風が弱まってきたので、お稽古は予定通り行われました。

今日もお濃茶のお稽古でした✨最初はお濃茶の味や濃さが苦手でなかなか飲むことができなかったのですが、最近は薄茶よりお濃茶の方がより美味しく感じるようになってきました❗️

そして、お濃茶のお点前は楽しいです✨✨

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遠方から通ってくださっているお弟子さんも、とても真剣にお稽古なさってました。

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こちらのお弟子さんは、柄杓の扱いと一足立ちがとてもお上手で素晴らしいです✨

一足立ちというのは、正座の状態から両足を揃え、手などをつかずに足だけでスッと美しく立ち上がる表千家特有の立ち上がり方です。

私はこの所作が苦手です…💦

 

 

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花入:蝉籠(せみかご)

茶花:槿(ムクゲ)、女郎花(オミナエシ)、

鷹の羽薄(タカノハススキ)

 

今日の茶花も、とても涼しげです。

 

 

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主菓子:宵花火  鶴屋吉信

 

デザイン性に優れていて、お味も甘さ控えめで美味しかったです。

 

 

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お干菓子:三作せんべい  柴舟小出製

                  和三水と朝顔  鶴屋吉信

 

三作せんべいは厚みのある玉子せんべいで、香りがよく一番好きなおせんべいです。

 

 

お茶のお稽古がある日は、練習を兼ねて母の着付けをさせてもらっています。

この暑い時期に着物を着て過ごすというのは、とても大変なことなので、少しでも涼しく着ていて楽な着付けを心がけています。

暑いのでタオルやガーゼ、綿花などの補正は一切していません。

 

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帯板は、へちまの帯板です。とても通気性がよく心地良いそうです。

伊達締めは、紗の博多織を使っています。

 

お茶のお稽古は、立ったり座ったりという動きが多いので、裾線は少し短めにしています。

正座から立ち上がるときに、裾を踏んでしまって長くなってしまうことがあるので、たとえ訪問着などの格の高い着物だったとしても、お茶のお稽古に行かれる方の着付けをするときは裾線を短めにします。

 

今日も充実したお稽古でした❗️