先日、風炉での最後のお稽古がありました。
こちらの茶花は、くす玉酔芙蓉(クスダマスイフヨウ)というお花です。
ふんわりと丸みを帯びた優しい姿に美しい色。
思わず見惚れてしまいました😌✨✨
掛物:いつの間に
時雨そめけん 我宿の
軒端の紅葉 色付きにけ里
(いつのまに しぐれ そめけん わがやどの
のきばのこうよう いろづきにけり)
花入:藤組瓢箪籠
茶花:くす玉芙蓉(クスダマスイフヨウ)
風炉でのお濃茶点前は、迷いなくできるようになり、ふっくらと美味しく練れました。
主菓子:里の鎮祭月 七條甘春堂製
見ていてほっこりするような主菓子でした😊
中央には刻んだ栗が練り込まれていて、優しい味わいでした😋
お干菓子:月世界 月世界本舗製
特製ぼうろ瓢太郎 鶴屋吉信製
紅葉(落雁) 七條甘春堂製
鶴屋吉信の瓢太郎(ひょうたろう)は、コロナ感染が早く収束しますように…と無病息災の祈りを込めて発売されたお菓子だそうです。
月世界は、富山県を代表するお菓子で日本三大銘菓の一つです。
独特な食感で、濃厚な鶏卵の風味がします。
そして、お庭の照り葉の赤色が、少しずつ濃く深みを増してきた一昨日、炉開きがありました!
私は、残念ながら所要があり出席することができなかったのですが、厳かやな雰囲気の中、とても良い炉開きになったそうです。
一部、アップさせていただきます。
花入:高取焼
石蕗(ツワブキ)
主菓子:亥の子餅 甘春堂製
お干菓子:小豆せんべい 鶴屋八幡製
柚子餅 鶴屋吉信製
長生殿 森八製
落雁(ススキ) 甘春堂製
長生殿は、金沢の森八製で、落雁の最高級品とされている日本三大銘菓の一つです。
納得の美味しさです✨
次のお稽古では、いよいよ炉でのお点前になるので、今からとても楽しみです!