はなもも茶道日記

〜茶道で幸福感に満たされる〜

ギヤマンの抹茶茶碗

季節感あふれる空間で茶道を楽しみませんか?!
表千家茶道教室のご案内
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今日の強烈な暑さといい、今年の残暑は厳しそうですね💦

しかし初秋も過ぎ、空が少しずつ高く感じられるようになってきました。

まだまだ暑い日が続いていますが、特に日が暮れてからは真夏とは異なる空気を感じます🙂🌿

やっぱり夏は短いですね…😎☀️

今年の梅雨はとても長かったので尚更そう思います。

 

涼しげなギヤマンのお抹茶茶碗で、お茶休憩を楽しみました💕

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主菓子の銘は向日葵(ひまわり)で、鶴屋吉信製です。

ヤマンのお茶碗に蟹の画が描かれており、とても愛らしいです💕

 

ガラスでできた製品をヤマン(義山)ビードロと言いますが、茶道を習うまではまったく耳にしたことのない言葉でした。

私は初めて聞いた時、浮世絵が頭に浮かんでくるような音の響きだなと思いました。

 

調べたところ、江戸時代にガラス製品のことをギヤマンビードロと呼んだそうです。

 

ヤマンは、ポルトガル語でダイアモンドを意味するdiamanteが語源となっています。

ポルトガルでは当時、ガラスをカットする際にダイアモンドを使用しており、日本に輸入されるガラス製品にはもちろんカットガラス製品も含まれていたと考えられます。

最初は輸入されたガラス製品全般をギヤマンと呼んでいたのですが、その後、日本でも江戸切子や薩摩切子などのカットガラス製品が開発され、それからは輸入されたガラス製品と切子などのカットガラス製品をギヤマンと呼ぶようになったそうです!

 

ビードロポルトガル語でガラスを意味するvidroが語源となっており、日本で作られた和ガラスの中でも、江戸時代から明治時代初期にかけて作られたガラス製品のことをビードロと呼ぶそうです!

 

かみ砕いて簡潔に説明しようと心がけたのですが、長くなってしまいました💦

 

茶道は、掛物の禅語を通して日々の生活を豊かに過ごすためのヒントを学ぶことができ、茶道具を通して様々な歴史的背景や由来を知ることができます✨

そして、お点前を通して美しい所作や姿勢、立ち居振る舞いを身につけることができます✨

あらためて、茶道は総合芸術だなぁと思いました。

 

先日の台風の日に、虹が出ていたのでアップします🙂

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