先週の土曜日は、炉開きでした!
茶の湯の世界では、この炉開きがおめでたいお正月にあたります✨✨
良い色に仕上がってきた灰を炉壇に入れ、五徳を据えつけてお釜をかけます。
炉に火が入ると、寒い冬の訪れを肌で感じるとともに、身が引き締まります!
掛物:松無古今色
( まつに ここんの いろなし)
松の翠色(みどりいろ)は、いかなる時代を経ても(今も昔も)、また四季を通じても、常に色が変わることなく青々としていていることから、おめでたい意味を込めてこの掛物をかけたそうです。
私自身、凍りつくような寒い日でも、照りつくような日差しの中でも、青々と茂っている松を見ると、勇気をもらえます💪🏻
花入:萩焼
茶花:嵯峨菊(サガキク)
錦木(ニシキギ)の照り葉
主菓子:亥の子餅 甘春堂製
炉開きには欠かせない、亥の子餅をいただきました!
求肥にはゴマが混ざっており、ゴマの香り高い風味が口の中に残ります😌
亥は、陰陽五行説では水性に当たり、火災を逃れるという信仰があるそうです。
そのため、炉に火を入れる炉開きの際には、火災の厄除けの意味で亥の子餅をいただきます。
また、子どもたくさん産む亥にあやかって、子孫繁栄や無病息災をお祈りします🙏🏻
お干菓子:御池煎餅 亀屋良永製
季節の干菓子(菊) 鶴屋八幡製
大変美味しくいただきました!
薄茶には、柳桜園製の炉開き抹茶をいただき、炉開きの雰囲気を満喫しました✨
今回は、初めて高麗卓を用いたお点前をさせていただき、ますますやる気に満ちてきました!
次回のお稽古も楽しみです✨✨