前回の炉開きのお稽古の雰囲気を保ちつつ、今回も高麗卓を用いたお濃茶のお点前をご指導いただきました!
棚物のお稽古の際は、いつも以上にとにかく細心の注意を払ってお点前に臨んでいます。
うっかり棚に傷でもつけてしまったら大変だからです💦
茶道の先生はどの方々も、気品があり大らかで、穏やかに接してくださいますが、私もお道具の勉強を少しずつしていく中で、一つ一つのお道具がとても高額であることが分かってきました😧
そして、どのお道具も先生が大切にしている、思い入れのあるものなのです😌💓
傷や染みをつけてしまったら、もう二度と元に戻ることはありません。そう思うと、最大限の注意を払い丁寧に扱うことが、せめてもの礼儀だと思っています。
高麗卓のお濃茶点前は、前回に引き続きお濃茶を美味しく練ることができ、手なりにお点前できるようになってきました✨
掛物:福寿海無量
(ふくじゅかい むりょう)
福寿というのは、幸福、長寿延命であることを指します。こうした福徳が海のごとく無限無量である、というおめでたい禅語だそうです✨
花入:信楽焼 蹲る(うずくまる)
茶花:嵯峨菊(サガキク)
ブルーベリーの照り葉
山法師(ヤマボウシ)の照り葉
うずくまるという花入は、その名の通り人が膝を抱えてうずくまっている姿を模したものだそうです。
寒さにこごえてうずくまっているのかな…など色々な想像を巡らせながら楽しみました😊
信楽焼の侘びた風情が照り葉を引き立てていました。
主菓子:秋の山路 七條甘春堂製
七條甘春堂の練り切りは、黄身しぐれのような甘い風味がし、大好きな味わいです!
緑、赤、黄の3色で錦秋を表現していて、形といい色合いといい、とても素敵です💕
お干菓子:蕎麦板(ピーナッツ) 本家尾張屋製
季節の薄氷(いちょう) 五郎丸屋製
有平糖(照り葉) 甘春堂製
紅葉(和三盆) 甘春堂製
そして母のお濃茶稽古のときは、柳桜園の楽寿の昔を使っています。
こちらのお濃茶は、猶有斎宗匠御好です。
とても奥深く苦味の少ない素晴らしいお味のお濃茶です!
最後に、玄関にとても立派なガーベラが飾ってあったのでアップします🙂
こんなに大きなサイズのガーベラは、見たことがありませんでした😳✨✨
次回のお稽古も集中して頑張ります!!