先週土曜日、雪曇りのお天気の中、楽しみにしていた初釜が行われました!🎍✨
掛物:春入千林処々鶯
(はるは せんりんにいる しょしょの うぐいす)
春の気配が満ちている千林の至るところで、春を告げる鶯(うぐいす)が鳴いている、というような意味だそうです✨
初釜ならでの掛物を拝見し、おめでたい、嬉しい気持ちになりました💕
情景を想像するだけで、心が和みます😌✨
大好きな禅語です!!
花入:萩焼
千両(センリョウ)
琵琶床(びわどこ)には、今年の干支である子(ねずみ)を抱いた大黒天様の伏見人形が飾られていました。京都から取り寄せた逸品だそうです。
福をいただけた気がします😊✨
主菓子:常盤饅頭 甘春堂製
初釜には毎年、こちらの常盤饅頭をいただきます。薯蕷饅頭の中には、美しい青緑色の餡が入っており、大変美味しかったです!
初釜で、こうした青緑色の餡を使用した主菓子をいただくのは表千家の定番だそうです。
しっとりもっちりとしていて、何と言っても中の餡の色が鮮やかでとても綺麗でした😋✨
初釜では、まず始めに、先生がお点前をしてくださいます。
先生のお点前を一部始終見させていただける貴重な機会です!!
お献茶を見ているような、あまりに素晴らしいお点前で、どうしてこんなにも自分のお点前と違うのだろう…と真剣に考えさせられました。
私がこれから先、数十年修行しても、母の水準に達することはできないのではないか…と思います。
なかなか言葉で言い表すことは難しいのですが、1番の大きな違いとして、先生のお点前はメリハリがあるのに一定で、とても自然です。
所作が美しいのはもちろんのこと、空間が温かみのある雰囲気で満たされているのに研ぎ澄まされており、とにかく感銘を受けてしまうお点前なのです。
茶道は禅の道に通ずるのだなぁ…と思いました。
一方、私のお点前は、余計な力も入ってしまいますし、時には所作が早すぎ、時には遅すぎて、まだまだデコボコしたお点前です。
足の痺れで頭がいっぱいになってしまうことも多々あります💦
しかし、お稽古事は続けてさえいれば、必ず培われてくるものがあるので、ペースはゆっくりでも頑張り続けたいと思います💪🏻✨
お干菓子:干支煎餅 子の福
京・季のこよみ(子、松竹梅)
すべて鶴屋吉信製です
干支や松竹梅など、縁起の良いお干菓子の取り合わせでした!
こちらは、お濃茶のお点前で使用した茶入で、「富士山肩衝」という銘です。
茶入正面の山型の釉薬を富士山に見立てています。
初釜の日の朝、10分ぐらいで母に着付けをしました💦時間がなかったので、超特急で頑張りました!!
今年の初釜も美味しいお料理をいただきながら、和気あいあい、楽しくて和やかな時間を満喫することができました!