先日のお稽古で炉はおしまいとのことでしたので、これまでの総復習というつもりでしっかり臨みました!
今日は端午の節句ですが、ここ数日暑い日が続いています。これからは風炉でのお点前に変わります。
まだまだ初心者の私ですが、炉でのお濃茶のお点前は、迷いなくできるようになってきました!
そして今回のお濃茶は、お湯の温度・練り具合共に良く、これまでで一番美味くふっくらと練ることができたと褒めてもらえました✨✨
掛物:三級浪高魚化龍
(さんきゅう なみたかくして
うお りゅうとかす)
魚(鯉)が滝を昇ると龍になる、という登竜門の伝説からきた禅語だそうで、三級というのは三段に連なった見事に高い滝で中国の龍門山にある滝のことだそうです。
三級を登り切った鯉は悟りを開き龍になるとの伝説で、人も目の前に立ちはだかる壁や難問に挑戦し続ければ、それを成し遂げたときに素晴らしい境地が待っているという教えだそうです。
花入:伊賀焼 旅枕
茶花:利休花笠(リキュウハナガサ)
海老根(エビネ)
都忘れ(ミヤコワスレ)
利休花笠
春から大活躍の茶花でした!
何とも言えない控えめな色合いから、思慮深い茶花というイメージがあります。
紫色の都忘れ(ミヤコワスレ)
こっくりとした紫色が美しいです。
美しい色と可愛らしい姿が魅力です✨
海老根(エビネ)
こちらも控えめな茶花という印象ですが美しいです💕
控えめな姿は、とても茶道の世界観とマッチしていて好きです。
主菓子:花菖蒲(はなしょうぶ) 甘春堂製
上品な程よい甘みでとても美味しかったです😋
お干菓子:蕎麦板(ピーナッツ) 本家尾張屋製
季子ごよみ(春) 三英堂製
和三盆(カブト) 甘春堂製
いかにも端午の節句らしい取り合わせで、ウキウキしました💕
季子ごよみは、淡雪の生地に桜の葉が混ざっていて春らしい味わいでした!
薄茶は鯉のぼりのお抹茶茶碗で…
次回からは風炉のお稽古になるのでとても楽しみです✨
最後にずっと気になっていた美しすぎる有平糖をアップします😊💕
芸術的な素晴らしい有平細工に見惚れてしまいました😌✨
こちらの有平糖は、これまで食べてきた数ある有平糖の中でも、間違いなく一番美味しいと思いました!ものすごい有平糖です✨✨