11月7日は立冬で、暦の上では冬の到来となりました。今年は木枯らし1号も吹きましたし、これからますます冬の気配が感じられらようになりますね🍁🍂
さて、こちら明月庵の畳が新調されました✨
ちょうど新い草の時期だったそうで、とても良い香りが漂っています😌✨
先月のハロウィン🎃の日、薄茶のお点前をご指導いただきました。
掛物:いつの間に
時雨そめけん 我宿の
軒端の紅葉 色付きにけ里
(いつのまに しぐれそめけん わがやどの
のきばのもみじ いろづきにけり)
ちょうど様々な葉が赤や黄色、オレンジ色に色づき始めてきた頃でしたので、その詩といい、寂れた感じの山里の画といい、なんとも味わい深く、心が癒されました😌✨
花入:藤組瓢箪籠
茶花:東郷菊(トウゴウギク)
山法師(ヤマボウシ)の照り葉
主菓子:栗まろ 鶴屋吉信製
栗まろは、毎年の楽しみにしている薯蕷饅頭で、香り高い薯蕷の生地に今年の新栗が丸ごと1個包まれています。
甘さも控えめで、お抹茶にとても良く合います😊🌰💕
お干菓子:十二ヶ月(麩焼煎餅 菊) 諸江屋製
鶴屋吉信製
こちらの主菓子は、虎屋の栗粉餅です。
栗のきんとんは、濃厚な栗の風味がし、中には求肥と御膳餡が入っています。
きんとんと求肥、御膳餡が一体となり素晴らしい味わいです✨✨
ひとまわり大きいサイズなので、食べ応えがありました!
続いてお庭の茶花や少しずつ色付き始めた照り葉のご紹介です。
石蕗(ツワブキ)
鮮やかな黄色いお花と、目の覚めるような緑色の美しい葉。見ているだけで、元気をもらえる気がします💪🏻
藤袴(フジバカマ)
控えめですが、床に挿すと美しいです✨
秋の七草の一種です。
白い秋明菊は、吸い込まれてしまいそうなぐらい清らかな白色です。
こちらは庭の隅で母が見つけたのですが、何というお花か分かりません🤔?
近くで見るととても綺麗で、蘭の一種のような気もします。
追記:コメントをいただいいてこちらのお花の名前が分かりました👏🏻
吉祥草(キチジョウソウ)というお花でした✨✨
寒さが厳しくなると、もっともっと深い赤色になっていきます。
錦木(ニシキギ)の照り葉
山法師(ヤマボウシ)の照り葉
梅擬(ウメモドキ)の実
露地に植っているものです。可愛らしい実は、だんだんとこっくりとした赤色に変化してきました。
次回のお稽古で、風炉でのお点前はおしまいになります。
締めくくりのお稽古なので、これまで以上に気合を入れて臨みたいと思います!