先日のお稽古では、数ヶ月振りにお濃茶のお点前をご指導いただきました!
お点前の流れは自然と体が覚えていたようでしたが、お抹茶にお湯を注ぐ量が少々少なくなってしまいました💦
やはりお稽古は継続していくことがとても大事だと痛感しました💦
きちんとお稽古に励み、今までの遅れを取り戻していきたいです💪🏻
掛物:
阿やかれや 長刀鉾の 籤とらず
(あやかれや なぎなたぼこの くじとらず)
最も古くに創建され、山鉾巡行の際には必ず先頭を飾る長刀鉾の誇りにあやかりたいものだ、という意味だと思います。
毎年この時期に長刀鉾の掛物を拝見すると、もうすぐ祇園祭だぁー!とウキウキしたのを覚えています。
活気に溢れた祭囃子の音が今にも聞こえてくるようです😌♫
しかし、ここ数年は大々的に行われていないのでとても残念です😞
869年、京の町で疫病が流行し、どうにかこの悲惨な状況を救って欲しいとの願いを御神仏様にお祈りしたのが祇園祭の始まりです。
今回こちらの色紙をコロナが1日も早く収束しますように🙏🏻…との願いを込めて飾ってくださったそうです。
花入:蹲る(うずくまる)の籠
茶花:紫陽花
惚れ惚れしてしまうほど美しい茶花でした✨
ダマもなく美味しく練ることができました!
お濃茶には柳桜園の楽寿の昔を使用しました。
ふっくら奥ゆかしい風味と甘味が絶妙で、大変美味しかったです。
主菓子:水無月 甘春堂製
本来は夏越の祓(なごしのはらえ)が行われる6月30日にいただく水無月ですが、今年は少し早めに出してくださいました。
残り半年、無病息災に過ごせますようお祈りしいただきました😋
氷に見立てた和菓子。とても涼やかに見え、これからやって来る暑い夏を乗り切るぞ💪🏻という気持ちになってきます!
今年は甘春堂の水無月でした。甘春堂の水無月はしっとりもっちり、程よい硬さで、私の中ではダントツで一番美味しい水無月だなぁと思っています!
お干菓子:てるてる坊主(削ぎ種煎餅)
青もみじ(生砂糖)
せせらぎ(押菓子)
お干菓子は全て甘春堂製です
梅雨にちなんだてるてる坊主の削ぎ種煎餅がとても可愛らしく明るい気持ちになりました💕
最後にお庭の茶花です。
それぞれ異なる種類の紫陽花(アジサイ)ですが、どの紫陽花も本当に美しくいつまでも見ていられそうです😌✨
紫陽花(アジサイ)
桔梗(キキョウ)
女郎花(オミナエシ)
秋の七草の一つです。もう咲き始めているのですね😳
次回のお稽古も頑張ります!