関東地方は例年より8日も早く梅雨入りしました!雨の日や曇りの日が多く、太陽が恋しい今日この頃です☀️
さて、5月に行われたお稽古の様子をアップさせていただきます。
掛物:千山添翠色
(せんざん すいしょくに そう)
文字通りの意味合いで、見渡す限りの山々が鮮やかな翠(みどり)色に色づき初夏の風景が広がっているというような意味だそうです。
翠色に色づきつつある雄大な山々を想像し、胸一杯空気を吸ってゆっくり吐く…自然とそんなことをしてしまいました😗💨✨
街中の植物も初々しい若緑色から青々とした濃い緑色に変わりつつあります🌿
大好きな禅語に出逢うことができました!
ちなみに翠色(すいしょく)という色は、翡翠(カワセミ)という鳥の羽の色が由来となっているそうです。カワセミの羽は、青色や青緑色、紫色がかった緑色をしています。
花入:鮎籠(あゆかご)
茶花:山紫陽花(ヤマアジサイ)
深い群青色の山紫陽花が鮎籠にとてもマッチしていて、あまりの美しさに感銘を受けました😌✨
主菓子:落とし文 七條甘春堂製
お干菓子:季節煎餅 夏涼 七條甘春堂製
時効のわび(あじさい) 諸江屋製
諸江屋は金沢の御菓子司で、茶道の世界では誰もが知っている落雁で有名なお店かと思います。
暑い季節になると、こうした涼やかなお菓子もたくさん出てきて楽しいですね🎐✨
こちらは「金魚」という銘の工芸菓子で、七條甘春堂のものです。
琥珀羹と練り羊羹で作られており、金魚や小石は餡細工で手作りされているそうです。
あっさりとした味わいで美味しくいただきました😋✨
初風炉の際に用いた中棗です。桜材で作られていて、蓋裏に鮎(あゆ)と青もみじの画が描かれています。風炉の時期にピッタリの涼しげなお棗でとても愛着があります😊
続いてお庭の茶花です。
山法師(ヤマボウシ)
満開になると…
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御殿場紫陽花(ゴテンバアジサイ)
今年新たにお庭に仲間入りした紫陽花です!葉っぱの模様や色が特徴的です。
紫陽花(アジサイ)
様々な紫陽花が次々と開花し始めました。
雨の日の紫陽花は一層美しく見えます✨
河原撫子(カワラナデシコ)
南天にもこんなに可憐なお花が咲くのですね✨
次回のお稽古も楽しみです😊