はなもも茶道日記

〜茶道で幸福感に満たされる〜

春一番 庭の茶花とお濃茶点前

2月22日に春一番が吹きました🌪

その後数日風の強い日が続きましたが今日は実に暖かく穏やかな気候でした🌷🌱

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庭の茶花も綺麗に咲いています。

母が1年を通して大事に育ててきた茶花がまた今年も咲いてくれて嬉しいです。

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利休花笠(リキュウハナガサ)

                      (クリスマスローズ)

 

 

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節分草(セツブンソウ)

 

(風が吹いていたので少しブレてしまいました💦)

節分を過ぎたぐらいから咲き始めたそうです。

とても繊細な茶花ですがよく咲いてくれています💕本当にまるで芸術作品のような姿をしているので、じっと見入ってしまいます。

 

 

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曙(あけぼの)という椿(ツバキ)

 

ふっくらとした優しい薄ピンク色で可愛いです💕

 

さで、先日のお稽古ではお濃茶のお点前をご指導いただきました。

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主菓子:花の弥生(桃の花)   甘春堂製

 

桃の節句を前に、広間の琵琶床には雛人形が飾ってあり、主菓子もお雛祭りにちなんだ意匠でした✨✨

ういろうの生地の中には黄身餡が入っていて、優しい甘さの可愛らしい主菓子でした💕

 

 

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お干菓子:京ふうせん   末富製

                  季節の干菓子(水仙)  鶴屋八幡製

 

鶴屋八幡の落雁は、手に取ったときはしっかりとした硬さがあるのですが、口に入れた途端ホロホロとほどけて溶けていくような、ものすごい落雁です!!!

私は鶴屋八幡の落雁が日本一美味しいのではないかと心底思っています✨✨

鶴屋八幡は大阪に本店があり、300有余年続いている老舗です。

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お茶を一服いただくこと。とてもシンプルなことですが、この一服でどんなに心救われる人がいることでしょう。

老松茶器 長緒のお稽古

先日のお稽古では、初めて割り蓋の老松茶器を用いた長緒のお点前をご指導いただきました!

長い紐の扱いがとても難しかったですが、楽しかったです!!

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老松茶器(割り蓋)を扱う際の手の動きは、以前、春秋棗を使ったときに特別にご指導いただいたのですが、やはり慣れるまでは一瞬迷ってしまいます🤔💦

しかし、きちんとできるようになったらカッコイイな✨と思います😊

 

 

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掛物:喫茶去(きっさこ)

 

まぁお茶でも一服召し上がれ〜といった意味合いだそうです。

こうした色紙が飾ってあるだけで、明るく軽やかな気持ちになりました✨

茶道ではこの喫茶去という言葉を日常的といっていいぐらいよく目にします。

昔、初めてこの言葉を聞いたときは、まったく何のことを言っているのか分かりませんでしたが、今ではすっかり私の頭の中に定着した言葉になっています。

 

 

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花入:高取焼

茶花:赤色の満作(マンサク)

           雪柳(ユキヤナギ)

 

 

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主菓子:春告鳥   七條甘春堂製

 

緑色が鮮やかでとっても可愛らしい主菓子でした💕お味もとびきり美味しかったです😋

春告鳥(はるつげどり)とは鶯(うぐいす)のことです!

喰籠の蓋には槍梅の蒔絵があったので、まさしく梅に鶯で素敵でした✨

 

 

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お干菓子:

          蕎麦板              本家尾張屋製

          夷川五色豆       豆政製

          柚子せんべい   柚餅子総本家中浦屋製

 

夷川五色豆ですが、青は木、赤は火、黄は土、白は金、黒(ニッキの褐色)は水を表しており、全てで大地を表しているそうです。

そして、この五色は王朝以来、幸福を祈るとき必ず使われ、瑞色と呼ばれるそうです。

柚子せんべいは、石川県輪島市のお店で作られています!

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今回のお濃茶も美味しく練ることができました!

 

次回のお稽古までに長緒の紐の扱い方を忘れないようにしたいと思います!

早春の茶花と春の和菓子

実家のお庭には、冬の間から咲いている茶花や、いち早く春の訪れを知らせてくれる茶花がそれぞれ咲いています。

 

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侘助(ベニワビスケ)

紅色の花びらがとても美しく華やかです✨

一重の花びらがラッパのように開いているのもエレガントです✨

 

 

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侘助(シロワビスケ)

こちらは白色の侘助で、紅色のものと同じく一重の花びらでラッパのように開いています。

清楚で透き通るような白色で、とても美しいです✨

 

 

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赤色の満作(マンサク)

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黄色の満作(マンサク)

満作は、早春の早い時期に咲き始めるそうです。

調べてみますと、花がよく咲けば豊作、花が少なければ不作など、稲の作柄を占う植物として古くから人との深いつながりをもっており、万年豊作を願いそこから満作の名がついたのではないか…という説があります。

また、開花期が早いことから「まず咲く」や「真っ先」が変化してマンサクと呼ばれるようになったという説もあります。

赤色も黄色の花も、独特な花びらの形で一度見たら忘れられません。白っぽい枝もまた素敵です✨

 

 

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曙(あけぼの)という椿(ツバキ)

桃白色の大ぶりなお花で、古くからの種(しゅ)だそうです!たくさん開花するのがとても楽しみです💕

 

 

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水仙(スイセン)

こちらの水仙は、小ぶりな水仙でミニスイセンとも言われるそうです。

まぶしいくらい鮮やかな黄色のお花と、若々しい黄緑色の茎と葉は、見ているだけで元気をもらえそうです!!

 

 

 

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春の和菓子の定番、うぐいす餅と桜餅です✨

うぐいす色とピンク色のコントラストがとても春らしく、見つけるとついつい買ってしまいます😊💕

今回は2種類とも京都の七條甘春堂からお取り寄せしたものです。

うぐいす餅は、ずんだが練り込まれたようなうぐいす色のお餅で粒あんが包まれていました。

桜餅は道明寺で、こちらも中は粒あんでした。どちらも大変美味しかったです😋✨

四季の花々を見たり、季節の和菓子を味わう時間はとても豊かで、心が満たされます。

いけばなのお稽古🌱7

立春以降、寒い日が続いていますね😖

しばらく振りに待ちに待ったいけばなのお稽古がありました!

玄関に入ると、美しい立活(たちいけ)がお出迎えしてくれ、お稽古への期待が高まりました!

華道の教授でもある母がいけたものでした。

母は浦和を拠点とした桂古流(かつらこりゅう)という流派に属しており、桂古流で最高位となる国会司の資格も所有しているそうです。

私も初歩中の初歩である入門ではありますが、桂古流のお免状をいただいております✨

華道にご興味をお持ちの方がいらっしゃいましたら、ぜひいけばなを体験してみませんか?😊💕

お気軽にご連絡ください🌸

 

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花材:啓翁桜(ケイオウザクラ)

           赤目柳(アカメヤナギ)

           孔雀檜葉(クジャクヒバ)

 

立活(たちいけ)は、流派によって少しずつ型が異なるそうです。

私は立活の作品が大好きです✨✨

 

続いて私の7回目となるいけばなのお稽古です。

まず用意してある花材を見せていただき、その花材に合いそうだなぁと思う花器を自分で選びました。

ノーヒントで好きなようにいけてみて!とのことでしたので、恐る恐るいけ始めました。

そして出来上がった作品はこんな感じです。

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花材:桃の花(枝物)    菜の花     麦

こうした横長の水盤は初めてだったので、どこに剣山を置こうか迷いました😥

が、せっかくだから空間を楽しもうと思い、左端にいけてみました。

難しかったです💦いけ方の決まりは守りましたが、これでいいのかなぁ…とだんだん自信がなくなってきます…。

もうどうすることもできないなと思い、先生に見ていただきました。

結果は90点とのことでした。

今回は桃の枝をあるがままに使ってみましたが、今度は枝をためて横に流してみたいなと思いました。

 

ちなみに、剣山を中央に置いてみるとこんな感じになり、こちらもまた素敵でした✨

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次回からはいよいよ立活を教えてくださるそうで、今からウキウキします!!

上尾市いけばな協会展

2月1日〜2月3日まで、まるひろ百貨店(上尾店)の6階にある催事場で行われている上尾市いけばな協会展に母の作品が展示されています!

 

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花材:啓翁桜(ケイオウザクラ)

           伊吹(イブキ)

 

 

いけ込みのとき私もお手伝いを兼ねて見学させてもらいました!

古流らしい立活(たちいけ)で、素晴らしい作品だと思いました✨

枝の曲線を出すために、切り込みを入れてためるのですが、少しでも切り込みが深かったり強くためすぎたりすると、ポキっと折れてしまうのでとても難しい技術だと思いました😧

そして、剣山を使わずに13本もの枝々の根元を揃えていけていくのも至難の業でした😳✨

 

いけばな展のフロアは、18流派を代表するいけばな作家の方々が一斉にいけ始め、緊張感に包まれました。

決まった時間内にいけ終わらなければなりませんし、それぞれの流派の代表としていけている側面もあり、私はその場にいるだけでドキドキしてしまいました💦

 

母曰く、完璧に満足する作品をいけるのは 本当に難しいそうです。

芸術の道は終わりがなく、厳しいものだと痛感しました。

 

数日後、啓翁桜が満開になりとても華やかでした🌸✨✨

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節分らしい主菓子を見つけたので、母と共に薄めに点てたお濃茶と一緒にいただきました😋

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主菓子の銘は、上のものがほのぼの椿、下段は左から追儺 鬼(ついな  おに)追儺 お多福(ついな  おたふく)で、鶴屋吉信製です。

鶴屋吉信の生菓子は、デザイン性に優れていてとても素敵です💕

こうして美味しいお菓子とお抹茶で季節感を味わうのは、至福の時です✨

節分 お濃茶のお稽古

来週2月3日は節分ですね!

節分の豆まきには、必ず煎った豆を使わなければならないそうです。

なぜかといいますと、古来より鬼を追い払う大豆には穀霊が宿りやすいと信じられており、その豆によって「魔滅」し、豆を煎ることで「魔の目を射る」ことに通じるとされてきたからです。

そして、その煎った大豆のことを福豆と呼ぶそうです!

 

先日のお稽古では、お濃茶のお点前をご指導いただきました。

この日は、手が震えに震えて困り果てました…。

そして、身についているはずのお点前も、忘れてしまいフワフワしながらお点前を終えました。

楽しみにしていたお稽古だったのに、不完全燃焼でしたが、お濃茶を美味しく練ることだけはできたので少し救われました!

次回こそはもっと気合を入れて臨みたいです!!

 

 

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掛物:花知鳥待花

                   (花は鳥を知り  鳥は花を待つ)

 

 

2月4日は立春で、暦の上では春がきたということになるので、ちょうどこれぐらいの時期から床に飾られる禅語だそうです。

なんてロマンチックな禅語なのでしょう…

ずっと見ていたいな…と思いました😌✨✨

 

意味は字のごとく、花はいつ花を咲かせれば鳥がやって来るのかを知っていて、鳥はそうして花が咲くのを待っている、といった意味だそうです。

花は種(しゅ)の繁殖のため、受粉を担ってくれる鳥がいつ到来するのかを知っていて、鳥は花の蜜や蕾(つぼみ)を食するため、花が開花するのを待っている、その情景も含め自然の温かみと和やかな空気が満ちるようで、心が癒されます💕

 

 

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花入:信楽焼  蹲る(うずくまる)

茶花:紅侘助(ベニワビスケ)

           白侘助(シロワビスケ)

           赤芽柳(アカメヤナギ)

 

早春を思わせる素敵な取り合わせでした✨✨

 

 

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主菓子:寒牡丹(かんぼたん)   甘春堂製

 

芸術的で美しすぎる生菓子でした😳✨✨✨

食べてしまうのが申し訳ないぐらい美しかったです!!

 

 

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お干菓子:削ぎ種煎餅 (節分  鬼)  甘春堂製

                  吉祥豆   甘春堂製

                  福豆       末富製

 

節分一色のお干菓子でした!

削ぎ種煎餅は、淡雪のようなものがサンドされており、絶妙な食感で美味しかったです😋

吉祥豆は、きなこ・すはま・青豆・黒砂糖の4種類で大好きなお干菓子です💕

そして、福豆は、職人さんが一粒一粒手で丸めて炭火で焼いているそうで、こちらも大変美味しかったです✨✨

 

 

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福豆の掛け紙は、宝船の図で古式にのっとったものだそうで、歌は回文になっており、上から読んでも下から読んでも同じ文のおめでたい歌です。

そして、なんと上方では、こうした宝船の図を節分の夜、枕の下に敷いて吉兆の初夢を見ようとする習わしが広く行われていたそうです!

 

 

お濃茶の後は、お干菓子と薄茶をいただき、至福の時を過ごしました✨✨

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季節感溢れるお抹茶茶碗でいただくと、一層美味しく感じます。

自分のお点前はうまくいきませんでしたが、充実したお稽古でした!

令和2年 初釜

先週土曜日、雪曇りのお天気の中、楽しみにしていた初釜が行われました!🎍✨

 

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掛物:春入千林処々鶯

(はるは  せんりんにいる  しょしょの  うぐいす)

 

春の気配が満ちている千林の至るところで、春を告げる鶯(うぐいす)が鳴いている、というような意味だそうです✨

 

初釜ならでの掛物を拝見し、おめでたい、嬉しい気持ちになりました💕

情景を想像するだけで、心が和みます😌✨

大好きな禅語です!!

 

 

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花入:萩焼

茶花:水仙(スイセン)

           千両(センリョウ)

 

 

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琵琶床(びわどこ)には、今年の干支である子(ねずみ)を抱いた大黒天様の伏見人形が飾られていました。京都から取り寄せた逸品だそうです。

福をいただけた気がします😊✨

 

 

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主菓子:常盤饅頭  甘春堂製

 

初釜には毎年、こちらの常盤饅頭をいただきます。薯蕷饅頭の中には、美しい青緑色の餡が入っており、大変美味しかったです!

初釜で、こうした青緑色の餡を使用した主菓子をいただくのは表千家の定番だそうです。

しっとりもっちりとしていて、何と言っても中の餡の色が鮮やかでとても綺麗でした😋✨

 

 

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初釜では、まず始めに、先生がお点前をしてくださいます。

先生のお点前を一部始終見させていただける貴重な機会です!!

お献茶を見ているような、あまりに素晴らしいお点前で、どうしてこんなにも自分のお点前と違うのだろう…と真剣に考えさせられました。

私がこれから先、数十年修行しても、母の水準に達することはできないのではないか…と思います。

なかなか言葉で言い表すことは難しいのですが、1番の大きな違いとして、先生のお点前はメリハリがあるのに一定で、とても自然です。

所作が美しいのはもちろんのこと、空間が温かみのある雰囲気で満たされているのに研ぎ澄まされており、とにかく感銘を受けてしまうお点前なのです。

茶道は禅の道に通ずるのだなぁ…と思いました。

一方、私のお点前は、余計な力も入ってしまいますし、時には所作が早すぎ、時には遅すぎて、まだまだデコボコしたお点前です。

足の痺れで頭がいっぱいになってしまうことも多々あります💦

しかし、お稽古事は続けてさえいれば、必ず培われてくるものがあるので、ペースはゆっくりでも頑張り続けたいと思います💪🏻✨

 

 

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お干菓子:干支煎餅  子の福  

                  京・季のこよみ(子、松竹梅)

                                 すべて鶴屋吉信製です

 

干支や松竹梅など、縁起の良いお干菓子の取り合わせでした!

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こちらは、お濃茶のお点前で使用した茶入で、「富士山肩衝」という銘です。

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茶入正面の山型の釉薬を富士山に見立てています。

 

 

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初釜の日の朝、10分ぐらいで母に着付けをしました💦時間がなかったので、超特急で頑張りました!!

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今年の初釜も美味しいお料理をいただきながら、和気あいあい、楽しくて和やかな時間を満喫することができました!