お部屋の空気を入れ替えようと窓を開けた途端、ふわっと春の匂いがしました。その日は雨が降っていて肌寒い日でしたが、いつしかお庭には小さな新芽🌱が顔を出し始め、しとしと雨と共に春の足音が聞こえてくるようでした。
季節感を味わいながら茶道に触れることは、私にとってとても有意義な時間であり大切なライフワークでもあります。今、育児でなかなかお稽古に参加することができず、いつになったらまたお稽古を再開出来るのか見通しがたちませんが、茶道を通して培われた精神性や感性は日々の暮らしを支えてくれています。
春の和菓子で一休みしました🙂
春の和菓子はパステルカラーで可愛らしく、見ているだけで幸せな気持ちになります😌✨
桜餅・草餅・うぐいす餅の取り合わせです💕
今日は風の強い1日でしたが、お茶のお稽古がありました。
薄茶器は、お雛祭りが近いとのことで立雛の中棗でした。
掛物:花知鳥待花
(花は鳥を知り 鳥は花を待つ)
花入:萩焼
茶花:八重の利休花笠(リキュウハナガサ)
利休花笠(リキュウハナガサ)
タイミング良く庭に咲いてくれた利休花笠だそうです!利休花笠はクリスマスローズとしてよく知られています。
淡い色合いとうつむいた姿がとても素敵です😌✨
白色の清楚なお花で何とも可憐です✨
主菓子:菜の花 つくも製
つくもという御菓子司は、地元上尾市にある和菓子屋さんです。
私は密かに上尾市の和菓子屋さんで1番美味しいのではないかなと思っています。
お干菓子:小梅(押菓子製) 七條甘春堂製
季節の和三盆 塩芳軒製
京都にある塩芳軒(しおよしけん)の和三盆は初めていただいたのですが、とにかく素晴らしい和三盆でした!!
まず一口いただいて、こんな和三盆は味わったことがない!と思いました。
独特な食感と絶妙な甘さ加減が一体となった大変美味しい奇跡のような和三盆でした✨✨
玄関には桃の花が飾られていました。
桃の節句ももうすぐです😊