1月のよく晴れた日にこちら明月庵にて初釜が行われました!
初釜の日の朝は毎年ウキウキします。まず、お庭の露地の飛石に水を撒き布で丁寧に拭きます。これはおもてなしの一環とのことですが、こうした心配りが私はとても好きです。
心からお招きありがとうございます🙇🏻♀️という気持ちになります😌✨
掛物:春入千林処々鶯
(はるは せんりんにいる しょしょの うぐいす)
初釜に好んで飾られる掛物です!
まだ春は先ですが、春の空気感を感じられたような気持ちになり嬉しくなりました😌✨
以前のブログにも記載しましたが、春の気配が満ちている千林の至るところで春を告げる鶯(うぐいす)が鳴いている、というような意味だそうです。
とても可愛らしいです💕
花入:備前焼
赤目柳(アカメヤナギ)
干支の置物:伏見人形 卯(うさぎ)
琵琶床には、今年の干支である卯の伏見人形が飾られていました!
例年と同様に京都の窯元からお取り寄せしたそうです。伏見人形は独特な色合いでとても存在感があります。見ているだけでご利益をいただけそうです…🙏🏻
主菓子:常盤饅頭 甘春堂製
毎年初釜の際にいただく主菓子です!
お抹茶は、遊び心溢れる宝尽くしの画が描かれた可愛らしいお抹茶茶碗でいただきました😋
中は青緑色の餡でとても鮮やかです✨
お干菓子:干支麩焼き(卯)
福梅(落雁)
水仙(生砂糖)
松葉(州浜)
お干菓子はすべて甘春堂製で新春の優しい雰囲気が漂うようなお干菓子でした😊💕
今年初めていただくお濃茶のお味は格別でした😋✨
今年も茶道を楽しみながら心豊かに過ごしていきたいなと思いました!
昨年12月に咲いた原種の利休花笠(リキュウハナガサ)のお花が満開になりました!
まるで寒い季節に地上に舞い降りた妖精のようでした✨