1月の第2日曜日、ここ明月庵にて初釜が行われました!
今年はコロナ禍での初釜ということもあり、あまり華々しさはなく皆さんでお凌ぎをいただくこともありませんでしたが、初釜特有の晴れやかな雰囲気は存分に味わうことができました!
掛物:春入千林処々鶯
(はるは せんりんにいる しょしょの うぐいす)
茶花:結び柳(ヤナギ)
初釜の際によく飾られる掛物です!
春の気配が満ちている千林の至るところで春を告げる鶯(うぐいす)が鳴いている、というような意味だそうです。
春告鳥(はるつげどり)は、鶯(うぐいす)の別名ですが、とてもロマンチックだなぁと思います…✨
琵琶床には、京都からお取り寄せしたおめでたい丑の伏見人形が飾られていました✨
丑は一見穏やかでドッシリと落ち着いているように見えますが、とても力強く頼もしい印象を受けました!
私もこの1年力強くしっかりとした心持ちで過ごしていきたいなと思いました💪🏻
主菓子:常盤饅頭 甘春堂製
毎年初釜のときにいただく主菓子です。
柔らかくしっとりとした薯蕷饅頭で、中には鮮やかな青緑色の餡が入っています✨
美味しくいただきました😋
お干菓子:お正月(麩焼き煎餅) 末富製
福丑(落雁) 末富製
お正月の落雁 千壽庵吉宗製
有平糖(千代結び) 甘春堂製
末富の麩焼き煎餅は、パリっとした食感と香ばしさが絶妙で大好きです!とても美味しいです😋
見ているだけで明るくなるようなお干菓子の取り合わせでした💕
お正月の麩焼き煎餅の蓋を開けてみると…
「一月一日」の歌詞が添えられていました。
千壽庵吉宗は奈良県の御菓子司です。
そして、初釜のお抹茶は大福茶でした✨
お正月に母の着付けをしました👘
加賀友禅の着物の着付けは数える程度しか経験がなく少しだけ緊張しました💦
お正月らしいしっとりとした美しい着物でした✨梅のお花が描かれているので、今の時期にピッタリです✨
背縫いを真っ直ぐに修正すればより良かったと思いました😫
最後に私事ではございますが、出産が近いので今後はお稽古をお休みするつもりです。
お稽古の室礼や茶花などはできる限りアップしていきたいと思います!