金木犀(キンモクセイ)の甘い香りを胸一杯に吸い込むと、懐かしい気持ちになりとても癒されます😌💕
花水木(ハナミズキ)の葉が少しずつ赤く色づいてきました。
こちらは桜の葉です。可愛らしい形の葉が黄色くなりつつありとても綺麗です。
今日明日辺りから、二十四節気の霜降(そうこう)となります。霜降(そうこう)とは文字の如く、霜(しも)が降り始めるという意味です。
3℃以下の気温になると霜が降りるそうなのですが、晩秋を迎え、徐々に木々が紅葉し始める時期とされています🍁
秋の気配が感じられるようになってきた9月頃からのお稽古の様子を一部アップさせていただきます。
掛物:掬水月在手
(きくすい つきてに あり/
みずをきくすれば つき てに あり)
水を掬(すく)うと、掌(手のひら)の中の水面に月が映った、というような意味だそうです。この時期の月はおそらく朧月だと思いますが、何気なく水を掬ったとき、そこに月が映っていたらどんなに素敵でしょう😌✨
月夜の空気の冷たさまでも感じ取れそうです。
9月の月はとくに美しいので、この時期にピッタリな掛物だなと思いました。
花入:藤組瓢箪籠
茶花:桔梗(キキョウ)
白萩(シロハギ)
主菓子:月見うさぎ 甘春堂製
十五夜にちなんだ可愛らしい主菓子でした😊
お干菓子:ふみをそえて(麩焼き煎餅)
菊(すり琥珀)
栗(干錦玉)
今回のお干菓子はすべて甘春堂製のものでした。
掛物:秋聲 (しゅうせい)
文字通り秋の声という意味で、これは秋のどこか物寂しげな雨や風の音、木々の葉が揺らいだり落ちたりする音、虫や鳥の鳴き声などの音から感じられる秋の気配とのことでした。
花入:網代時代籠
雁金草(カリガネソウ)
鷹の羽薄(タカノハススキ)
ピンク色と白色の柔らかい雰囲気の茶花です。
雁金草(カリガネソウ)
紫色のお花です。まだ蕾(つぼみ)の状態ですが、とても可愛らしいです。
鷹の羽薄(タカノハススキ)
一本挿すだけでもグーンと秋らしい雰囲気になります。
主菓子:まさり草 七條甘春堂製
まさり草とは、菊のお花の古名です。外郎製で中は白餡でした。
お干菓子:ハロウィン(麩焼き煎餅) 末富製
季節のお干菓子(秋) ばいこう堂製
もうすぐ風炉もおしまいです。