10月の終わりに風炉での最後のお稽古がありました。11月に入っても半袖で過ごせるスーパー残暑なる日もありましたが、もう風炉もおしまいなんだな…と少し名残惜しい気持ちになりました。
掛物:いつの間に
時雨そめけん 我宿の
軒端の紅葉 色付きにけ里
(いつのまに しぐれそめけん わがやどの
のきばのもみじ いろづきにけり)
毎年立冬を迎える前の、木々の葉が少しずつ紅葉し始めてくる頃に飾られる掛物です。
とても大好きな掛物なので、床に飾られているのを拝見すると嬉しくなります💕
花入:蹲る(うずくまる)の籠
東郷菊(トウゴウギク)
主菓子:里の鎮祭月 七條甘春堂製
10月にも様々な別名がありますが、よく知られている神無月という別名の他に、神様を鎮めるためのお祭りを行う月として鎮祭月(ちんさいづき)と呼ばれることもあるそうです。
刻んだ栗が入っている白餡がとても美味しかったです😋
お干菓子:正観寺松風 正観寺丸宝製
季節の薄氷(いちょう) 五郎丸屋製
薄氷は富山の五郎丸屋さんの代表銘菓ですが、パリッモチッとした食感が絶妙で最高に美味しいお干菓子です。
秋が深まってこれから寒い冬に向かおうとしている中、近所で菜の花が咲いているのを見かけました😳
次回はいよいよ炉開きです!