昨日は関東でも雪が降っていて、寒い寒い1日でした❄️
先日のお稽古日、実家の玄関を開けると早咲きの桜がお出迎えしてくれました。
もう春はそこまでやって来ているんだなぁ…と嬉しい気持ちになりました😌💕
初釜の楽しかった雰囲気を残しつつ、心新たにお稽古が再開されました。
掛物:雪偏々 (ゆきへんぺん)
雪偏々の文字にとても可愛らしい雪だるまの画が添えられています。
雪偏々とは、雪がひらひらと舞い落ちる様を言い表した言葉だそうです。
「へんぺん」という言葉のリズムからも、雪が降っているのだろうなと何となく想像ができます。
静かな時が流れるお茶室にこうした遊び心のある色紙が飾られるだけで、笑顔が生まれ、軽快な気持ちになります😊💕
花入:志野焼
茶花:野牡丹(ノボタン)
志野焼の花入に凛とした野牡丹が一輪。
あぁ…一輪だけだからこんなにも美しさが際立っているんだな…と感動しました😌✨
主菓子:梅香る 鶴屋吉信製
毎回思うことですが、鶴屋吉信の主菓子はデザイン性に優れていてとても美しいです。
あらかじめお取り寄せをしていただき、お稽古日当日に店舗まで行き買い求めています。
目で見ても食しても楽しむことのできる素晴らしい主菓子で、絶品です😋✨✨
お干菓子:寅歳せんべい 鶴屋八幡製
柚子松露 亀屋友永製
千代結び(有平糖) 甘春堂製
続いて節分の日に行われたお稽古の様子です。
掛物:花知鳥待花
(花は鳥を知り 鳥は花を待つ)
文字の如く、花は鳥がいつやって来るのかを知っており、鳥は花が咲くのを待っている、という意味だそうです。
花は鳥が受粉を担うことで種(しゅ)を存続していくことができ、鳥は花の蕾(つぼみ)や芽を食することで命を繋いでいきます。
最近、街中で紅梅(コウバイ)や蝋梅(ロウバイ)が咲いているのを見かけるようになりました。
そうした光景を目にすると、この「花知鳥待花」
の禅語が頭をよぎり、ホッと癒されます。
今の時期にピッタリのとても素敵な禅語だなぁと思いました✨
花入:備前焼
茶花:白侘助(シロワビスケ)
満作(マンサク)
白侘助(シロワビスケ)
満作(マンサク)
主菓子:福ハ内 七條甘春堂製
節分にちなんで、おかめさんの顔を模した福ハ内という銘の薯蕷饅頭をいただきました。
しっとりとしたお饅頭で大変美味しかったです😋
お干菓子:水仙(落雁、生砂糖) 鶴屋八幡製
こちらは下萌(したもえ)という銘の主菓子で、まだ冬枯れた土の下に眠っている新芽が今か今かと芽吹き始めるのを待っている瞬間を表したものです。七條甘春堂の下萌は、中央が緑色に色付いた白色の薯蕷饅頭で春の雰囲気をまとった美しい主菓子でした✨
最後に母の着付けをしました!
付け下げ小紋の着物です。
黒地の縮緬(ちりめん)生地に可憐な草花と花喰鳥などが描かれています。
黒色の着物にはやはり魅了されます😌💕
格調高く銀糸の袋帯を合わせました。
続いて奄美大島特産の泥大島という泥染めの着物です。肌触りが良く生地も軽いため、長時間着ていても疲れ知らずで軽やかに過ごすことができそうな素晴らしい着物でした!
次回は一年振りに私もお稽古に参加します。
今から楽しみです😊