先日のお稽古は久々に薄茶点前でした!
続きお薄の予定でしたが、お点前が長くなるので、みんなで薄茶のお点前をすることになりました!薄茶のお点前は茶道の基本ですので、しっかりと身につけなければなりません!
10月に入り、汗ばむような陽気のときもありましたが、もうすっかり秋の空気です🌾🍁
掛物:秋聲(しゅうせい)
少しずつ紅葉し始めた木の葉、稲の葉や稲穂など、秋の日差しをたくさん浴びた植物たちが風にそよぐ音や、空高くに浮かぶうろこ雲、虫の声。秋聲とは、こうした秋の気配のことをいいます。
こちらの掛物は菊の絵の余白に秋聲の文字が書かれた画賛です。
花入:網代時代籠
霜柱(シモバシラ)
霜柱(シモバシラ)
主菓子:栗まろ(薯蕷饅頭) 鶴屋吉信製
今年収穫された大きな新栗が、しっとりもっちりとした薯蕷芋の皮に包まれています。
薯蕷(じょうよ)は、大和芋、山芋、つくね芋などを指すそうです。
こし餡の甘さと栗の甘さのバランスが素晴らしく大変美味しいお饅頭でした😋
栗まろは、毎年楽しみにしている大好きな薯蕷饅頭です✨
お干菓子:長生殿 森八製
季子ごよみ(秋) 三英堂製
長生殿は、金沢市の名物で、落雁の最高級品とされており日本三代銘菓の1つです!
この落雁1つだけで他には何もいりません!と思えるほどの美味しさでお抹茶にとてもよく合います✨
そして、季子ごよみは、春夏秋冬のうちの秋バージョンで、出雲国・松江の三英堂のお菓子です。
以前、夏のものはいただいたことがありますが秋のものは初めてでしたので興味津々でした!
柔らかい淡雪生地の中に二色の琥珀と栗が入っています。
きな粉のような味がするな🤔と思っていたのですが、この風味は麦粉によるものでした!
素朴な味わいで美味しかったです💕
秋の趣があるお道具に囲まれ、嬉しい気持ちでお点前をさせていただきました。
薄茶のお点前は、だいぶ手なりにできるようになってきたので、この調子で次回も頑張りたいです💪🏻