先日のお稽古では、老松茶器を用いて、長緒のお濃茶点前をご指導いただきました!
長緒の紐の扱いや、茶杓でお抹茶をすくう際の独特な左手の所作など、やっと少しずつ慣れてきた感じがして楽しくなってきました😊✨
掛物:百花為誰開
(ひゃっか たがために ひらく)
たくさんの花々は、一体誰のために咲くのだろうか…
何のためでもなく誰のためでもない。花々は何の思惑もなく無心で咲いている。
確かに花々は植物としての生命をただまっとうしているだけですが、私たちは美しく咲き誇る花々を見て、時に癒され、時に勇気付けられます。
鳥たちは花の蕾(つぼみ)や蜜、木の芽などから栄養をもらい命を繋いでいきます。
それでも、花々はそうした功を少しも誇ることはありません。
このような意味だそうです。深いです…。
最近は、コロナの感染をできるだけ防ぐため不要不急の外出を避けたり、学校が休校になったりサーキットブレーカーが発動されたり…と多くの人々が知らず知らずのうちに不安やストレスを抱えていると思います。
しかしそんな中でも、街中に咲く桜を見上げて笑顔になる人がたくさんいます💕
私も桜の花を見ると、何だか嬉しくなったりホッとしたりします。
花入:萩焼
茶花:日向水木(ヒュウガミズキ)
あまりの美しさに見惚れてしまいました😌✨
控えめなレモン色の日向水木と品のある紫色の苧環、色合いがとても素敵です✨✨
主菓子:黄身しぐれ
お干菓子:行雲流水 末富製
干錦玉(春三昧) 甘春堂製
有平糖(蝶) 甘春堂製
春らしい取り合わせで可愛らしかったです💕
行雲流水は厚みのある麩焼き煎餅で、食べ応えがありました!
お濃茶も美味しく練ることができました!
次回のお稽古も集中して頑張ります!!