はなもも茶道日記

〜茶道で幸福感に満たされる〜

茶花

茶碗飾りのお稽古と庭の茶花

9月になりました。もうだいぶ前から暑いながらも空気や日差し、虫の音に秋の気配を感じられるようになりましたね。 さて、先日のお稽古では、初めて茶碗飾りをご指導いただきました! お茶碗の由来や先生の思い入れのある大切なお茶碗だということを教えてい…

平水指で涼を味わう

先日のお稽古では平水指を用いたお濃茶点前をご指導いただきました! 昨年の夏以来の平水指でしたが、何となく割蓋の扱いも覚えていたので、蓋を水の中に落としてしまわないか…と、昨年のようにビクビクすることなくお点前できました! 暑すぎる毎日に涼を感…

立秋 茶道体験

8月7日頃、暦の上では立秋でした! 立秋が暑さの頂点で、その翌日からの暑さを残暑と言うそうです。 ここ数日の暑さは危険なレベルの猛烈な暑さですねこまめに水分補給をして、体調管理に気をつける必要がありますね さて、そんな折、茶道に興味を持ってくだ…

桑小卓 お濃茶のお稽古

桑小卓は想像していたよりもこじんまりとしていて可愛らしくお気に入りになりました✨ 桑小卓は今回のお稽古でおしまいになります。 8月からは平水指でのお点前になるそうです 掛物:引く人も 引かるる人も 水の淡(泡)の 浮き世なりけり 淀の川船 (ひくひと…

涼やかな和菓子と庭の茶花

7月22日は二十四節気の大暑(たいしょ)でした! 少し動くとすぐに汗をかいてしまう蒸し暑い日が続いていますね こんなとき、見るだけで涼やかな気分になれる和菓子があります 虎屋の若葉蔭(わかばかげ)という琥珀製の生菓子です! 琥珀の透明感が本当の水面の…

炭点前のお稽古と庭の茶花

先日、炭点前をご指導いただきました! 炭点前は一つひとつの所作に無駄がなく洗練されているイメージで、初心者の私にとっては炭点前をご指導いただくことは憧れでもあり夢でもありました✨ 風炉の炭点前は炉の炭点前に比べて易しいそうなので、まずは風炉で…

炭点前のお稽古と庭の茶花

今日6月21日は夏至で、日の出から日の入りのまでの時間が最も長い日です! そして、夕方からは部分日食になるそうです。 月が太陽の前を横切るため、太陽が隠れるのが日食です。 さて、先週のお稽古では、桑小卓(くわこじょく)を用いた炭点前のお点前をご指…

風炉 お濃茶のお点前

昨日、関東でも梅雨入りしました☔️ 街中でたくさんの紫陽花(アジサイ)を見かけますが、やっぱり雨の日の紫陽花は一段と美しく、それぞれに個性があって見かけるたびに嬉しくなります✨ さて、先日のお稽古では風炉でのお濃茶のお点前をご指導いただきました!…

初風炉と庭の茶花

早いものでもう6月ですね。 5月の始めにお茶のお稽古がありました☘️ この日は初風炉で、薄茶のお点前をご指導いただきました! 風炉の空間は軽やかな雰囲気なので、ウキウキしてきます。 掛物:薫風自南来 (くんぷう じなんらい / くんぷう みなみより きた…

立夏〜 庭の茶花

5月5日は端午の節句で立夏でもありました。 新緑が燦々と輝く中、実家のお庭には様々な茶花が咲いています。 花筏(ハナイカダ) とても珍しい茶花です。 葉っぱの上に小さな点状のものが見えますが、これが花筏のお花だそうです!! よく目を凝らして見てみま…

炉での最終稽古 お濃茶手前

先日のお稽古で炉はおしまいとのことでしたので、これまでの総復習というつもりでしっかり臨みました! 今日は端午の節句ですが、ここ数日暑い日が続いています。これからは風炉でのお点前に変わります。 まだまだ初心者の私ですが、炉でのお濃茶のお点前は…

煌めく新緑と茶入飾りのお稽古

門を入ると綺麗な青紅葉がお出迎えしてくれます。 紅葉の若葉です。これから梅雨、初夏、盛夏に向けてより一層青々としていきます。 錦木(ニシキギ)の若葉です。 明るい黄緑色の若葉は、生命力に満ち満ちています。 青木(アオキ)の若葉です! あまり注視して…

穀雨 庭の茶花

4月20日頃から二十四節気で穀雨の時期になりました。 穀雨とは、春季の最後の節気で、柔らかい春雨によって農作物が潤う時期のことだそうです。そして、雨で潤った田畑は種まきの好機となります! 今、実家のお庭では様々な茶花が咲いています 錦魚葉椿(金魚…

茶入飾りのお稽古

先日、表千家の飾物五箇条の中の一つ、茶入飾りをご指導いただきました! いつも以上に丁重に茶入などを拝見させていただき、お道具は大切に大切に次の世代へと受け継いでいくものなのだと改めて思いました。 掛物:和 (わ) こちらの掛物は、私も大好きな掛…

上尾郵便局でのいけばな展示

3月28日〜4月4日まで上尾郵便局にて母のいけばなが展示してあります 花材:棕櫚(シュロ) 薔薇(バラ) ビタミンカラーの花器に、棕櫚(シュロ)の葉がトロピカルな雰囲気を醸し出しています。 赤いバラもアクセントになっていてとても綺麗でした✨✨ 実家に新たな…

長緒のお稽古と庭の茶花

先週、引き続き老松茶器と長緒を用いたお濃茶のお稽古がありました! 長緒の紐の扱いは、何度やっても楽しいです。 難しい動きをするけれど結局その所作に無駄が無いのが素晴らしいなぁと思っています。 掛物:百花為誰開 (ひゃっか たがために ひらく) 意味…

庭に咲いた春の茶花

ここ数日、日中は暖かいですね☀️ 今日は曇っていますが春の日差しは柔らかくてキラキラしています✨ さて、実家のお庭では可愛らしい茶花が咲いています 雪柳(ユキヤナギ) 曲線がとても美しく、華やかです✨ 黄緑色の若葉も春の日差しを全身で浴び、生き生きと…

長緒 お濃茶のお稽古

先日のお稽古では、老松茶器を用いて、長緒のお濃茶点前をご指導いただきました! 長緒の紐の扱いや、茶杓でお抹茶をすくう際の独特な左手の所作など、やっと少しずつ慣れてきた感じがして楽しくなってきました✨ 掛物:百花為誰開 (ひゃっか たがために ひら…

春一番 庭の茶花とお濃茶点前

2月22日に春一番が吹きました その後数日風の強い日が続きましたが今日は実に暖かく穏やかな気候でした 庭の茶花も綺麗に咲いています。 母が1年を通して大事に育ててきた茶花がまた今年も咲いてくれて嬉しいです。 利休花笠(リキュウハナガサ) (クリスマス…

老松茶器 長緒のお稽古

先日のお稽古では、初めて割り蓋の老松茶器を用いた長緒のお点前をご指導いただきました! 長い紐の扱いがとても難しかったですが、楽しかったです!! 老松茶器(割り蓋)を扱う際の手の動きは、以前、春秋棗を使ったときに特別にご指導いただいたのですが、…

早春の茶花と春の和菓子

実家のお庭には、冬の間から咲いている茶花や、いち早く春の訪れを知らせてくれる茶花がそれぞれ咲いています。 紅侘助(ベニワビスケ) 紅色の花びらがとても美しく華やかです✨ 一重の花びらがラッパのように開いているのもエレガントです✨ 白侘助(シロワビス…

節分 お濃茶のお稽古

来週2月3日は節分ですね! 節分の豆まきには、必ず煎った豆を使わなければならないそうです。 なぜかといいますと、古来より鬼を追い払う大豆には穀霊が宿りやすいと信じられており、その豆によって「魔滅」し、豆を煎ることで「魔の目を射る」ことに通じる…

令和2年 初釜

先週土曜日、雪曇りのお天気の中、楽しみにしていた初釜が行われました!✨ 掛物:春入千林処々鶯 (はるは せんりんにいる しょしょの うぐいす) 春の気配が満ちている千林の至るところで、春を告げる鶯(うぐいす)が鳴いている、というような意味だそうです✨ …

明けましておめでとうございます✨

いよいよ2020年の幕開けですね✨ 東京オリンピックも開催され、活気のある1年になりそうです。 玄関に飾られた、おめでたい五葉松(ゴヨウマツ)が主役のいけばなです。 白色の侘助(ワビスケ) 百寿ノ茶碗という、寿が100個描かれたおめでたいお抹茶茶碗で、一服…

千秋楽 今年の最終稽古

先日のよく晴れた日、ここ明月庵にて今年最後のお稽古がありました! 例年より早めの最終稽古でしたので、いつも以上に名残惜しい気持ちがありましたが、その分年末のお茶室掃除のお手伝いを頑張ろうと思います 今回は、毎年恒例のお汁粉をいただき、その後…

雪偏々(ゆきへんぺん)

一昨日は横浜でも雪が降ったそうで、寒い寒い一日でしたが、お茶のお稽古がありました! 床には雪偏々(ゆきへんぺん)の色紙が飾られており、雪だるまの画が描かれていました。 あまりの可愛らしさに心が和み、笑顔がこぼれました☺️ 掛物:雪偏々 (ゆきへんぺ…

高麗卓の濃茶点前

前回の炉開きのお稽古の雰囲気を保ちつつ、今回も高麗卓を用いたお濃茶のお点前をご指導いただきました! 棚物のお稽古の際は、いつも以上にとにかく細心の注意を払ってお点前に臨んでいます。 うっかり棚に傷でもつけてしまったら大変だからです 茶道の先生…

最高に美しい紅葉

日に日に寒くなってきました❄️ この寒さで、お庭の紅葉も一層深い赤色に変化しています そんな美しい紅葉を見ながら、お抹茶を一服いただきました 主菓子は、御好生田森(おこのみいくたのもり)という銘で、虎屋製です! 現在の神戸市の生田神社境内にある生…

炉開き

先週の土曜日は、炉開きでした! 茶の湯の世界では、この炉開きがおめでたいお正月にあたります✨✨ 良い色に仕上がってきた灰を炉壇に入れ、五徳を据えつけてお釜をかけます。 炉に火が入ると、寒い冬の訪れを肌で感じるとともに、身が引き締まります! 掛物…

春秋棗 大板の薄茶点前

先日のお稽古は、今年最後の風炉でのお稽古でした!名残惜しいです 春秋棗を使用した大板での薄茶点前を見ていただき、割蓋の老松茶器を使ったお点前に入る前の導入として、まずは春秋棗を用いて蓋を開け閉めする際の所作を学びました。 慣れるまではぎこち…