はなもも茶道日記

〜茶道で幸福感に満たされる〜

干菓子

煌めく新緑と茶入飾りのお稽古

門を入ると綺麗な青紅葉がお出迎えしてくれます。 紅葉の若葉です。これから梅雨、初夏、盛夏に向けてより一層青々としていきます。 錦木(ニシキギ)の若葉です。 明るい黄緑色の若葉は、生命力に満ち満ちています。 青木(アオキ)の若葉です! あまり注視して…

茶入飾りのお稽古

先日、表千家の飾物五箇条の中の一つ、茶入飾りをご指導いただきました! いつも以上に丁重に茶入などを拝見させていただき、お道具は大切に大切に次の世代へと受け継いでいくものなのだと改めて思いました。 掛物:和 (わ) こちらの掛物は、私も大好きな掛…

長緒のお稽古と庭の茶花

先週、引き続き老松茶器と長緒を用いたお濃茶のお稽古がありました! 長緒の紐の扱いは、何度やっても楽しいです。 難しい動きをするけれど結局その所作に無駄が無いのが素晴らしいなぁと思っています。 掛物:百花為誰開 (ひゃっか たがために ひらく) 意味…

長緒 お濃茶のお稽古

先日のお稽古では、老松茶器を用いて、長緒のお濃茶点前をご指導いただきました! 長緒の紐の扱いや、茶杓でお抹茶をすくう際の独特な左手の所作など、やっと少しずつ慣れてきた感じがして楽しくなってきました✨ 掛物:百花為誰開 (ひゃっか たがために ひら…

春一番 庭の茶花とお濃茶点前

2月22日に春一番が吹きました その後数日風の強い日が続きましたが今日は実に暖かく穏やかな気候でした 庭の茶花も綺麗に咲いています。 母が1年を通して大事に育ててきた茶花がまた今年も咲いてくれて嬉しいです。 利休花笠(リキュウハナガサ) (クリスマス…

老松茶器 長緒のお稽古

先日のお稽古では、初めて割り蓋の老松茶器を用いた長緒のお点前をご指導いただきました! 長い紐の扱いがとても難しかったですが、楽しかったです!! 老松茶器(割り蓋)を扱う際の手の動きは、以前、春秋棗を使ったときに特別にご指導いただいたのですが、…

節分 お濃茶のお稽古

来週2月3日は節分ですね! 節分の豆まきには、必ず煎った豆を使わなければならないそうです。 なぜかといいますと、古来より鬼を追い払う大豆には穀霊が宿りやすいと信じられており、その豆によって「魔滅」し、豆を煎ることで「魔の目を射る」ことに通じる…

令和2年 初釜

先週土曜日、雪曇りのお天気の中、楽しみにしていた初釜が行われました!✨ 掛物:春入千林処々鶯 (はるは せんりんにいる しょしょの うぐいす) 春の気配が満ちている千林の至るところで、春を告げる鶯(うぐいす)が鳴いている、というような意味だそうです✨ …

千秋楽 今年の最終稽古

先日のよく晴れた日、ここ明月庵にて今年最後のお稽古がありました! 例年より早めの最終稽古でしたので、いつも以上に名残惜しい気持ちがありましたが、その分年末のお茶室掃除のお手伝いを頑張ろうと思います 今回は、毎年恒例のお汁粉をいただき、その後…

雪偏々(ゆきへんぺん)

一昨日は横浜でも雪が降ったそうで、寒い寒い一日でしたが、お茶のお稽古がありました! 床には雪偏々(ゆきへんぺん)の色紙が飾られており、雪だるまの画が描かれていました。 あまりの可愛らしさに心が和み、笑顔がこぼれました☺️ 掛物:雪偏々 (ゆきへんぺ…

高麗卓の濃茶点前

前回の炉開きのお稽古の雰囲気を保ちつつ、今回も高麗卓を用いたお濃茶のお点前をご指導いただきました! 棚物のお稽古の際は、いつも以上にとにかく細心の注意を払ってお点前に臨んでいます。 うっかり棚に傷でもつけてしまったら大変だからです 茶道の先生…

炉開き

先週の土曜日は、炉開きでした! 茶の湯の世界では、この炉開きがおめでたいお正月にあたります✨✨ 良い色に仕上がってきた灰を炉壇に入れ、五徳を据えつけてお釜をかけます。 炉に火が入ると、寒い冬の訪れを肌で感じるとともに、身が引き締まります! 掛物…

春秋棗 大板の薄茶点前

先日のお稽古は、今年最後の風炉でのお稽古でした!名残惜しいです 春秋棗を使用した大板での薄茶点前を見ていただき、割蓋の老松茶器を使ったお点前に入る前の導入として、まずは春秋棗を用いて蓋を開け閉めする際の所作を学びました。 慣れるまではぎこち…

秋の茶花・秋の装い

台風が去って、一気に肌寒い気候になりました。 実家のお庭にはまた新たな秋の茶花が咲き始めています こちらは、数珠珊瑚(ジュズサンゴ)です!! 今年初めて出逢えた茶花ですが、赤い実が艶やかでとにかく可愛らしいです これまでとはまた別の場所に咲き始…

秋聲 薄茶点前

先日のお稽古は久々に薄茶点前でした! 続きお薄の予定でしたが、お点前が長くなるので、みんなで薄茶のお点前をすることになりました!薄茶のお点前は茶道の基本ですので、しっかりと身につけなければなりません! 10月に入り、汗ばむような陽気のときもあ…

大板のお点前と山梨

先日のお稽古は、前回に引き続き大板を用いたお濃茶のお点前でした! 今回は、お濃茶をかなりドロッとした感じに練りたかったのですが、1回目に注ぐお湯の量がほんの少し多くなってしまい、目標達成とはなりませんでした…。 次回こそは是非とも成功させたい…

大板のお点前

先日のお稽古では、初めて大板を用いたお濃茶のお点前をしました! 大板の上に横にして柄杓を置きつけたときの風情がとても素敵でした✨ 掛物:掬水月在手 (きくすい つきてに あり みずをきくすれば つき てに あり) 手のひらで水を掬(すく)うと、その水面に…

平水指と秋草の茶花

今日のお稽古は、前回に引き続き平水指での薄茶点前でした! 平水指は盛夏ならではの水指なので、今回でおしまいになります。平たいお抹茶茶碗(平茶碗)も今日までです。 来月からは秋の気配を感じるお道具に変わっていきます 平水指の割り蓋の開け閉めは、だ…

平水指のお点前

昨日のお稽古は、平水指を使った薄茶点前でした!何と言っても1番難しかったのは、割り蓋を水の中に落とさないように慎重に蓋の開け閉めを行うことでした!もし蓋を落としてしまったら一大事ですので 少々緊張しましたが、良い勉強になりました! 掛物:涼 …

茶筅飾りの最終稽古

今年はなかなか梅雨が明けませんね 近所の栗の木には、もう実がなり始めていて驚いています さて、昨日は茶筅飾りのお稽古がありました! 今回で茶筅飾りは一旦おしまいということでしたので、気合いを入れて臨みました! 学ぶことが多く、充実したお稽古で…

盆点の見学

先日、特別に盆点のお点前を見学させてもらいました✨ この最上級のお点前を習得することができるよう、私はコツコツと精進するのみです!! 研ぎ澄まされたとても美しいお点前でした✨ お点前を見学する前に、可愛すぎる生菓子をいただきました 主菓子:季節…

七夕・茶筅飾りのお稽古

今回の茶筅飾りは、水指に共蓋を合わせた場合のお点前でした。 ほとんどお濃茶のお点前と同じでしたので、スムーズにできました!! そして今回は最高に美味しくお濃茶を練ることができ、少し自信がつきました✨ 主菓子:星まつり 鶴屋吉信製 七夕をイメージ…

茶筅飾りのお稽古

昨日は初めての茶筅飾り(ちゃせんかざり)のお稽古がありました! お濃茶のお点前がしっかりできていれば、そんなに難しくないお点前だと思いました! 今回は水指が塗り蓋でしたので、茶杓も塗り蓋の上に置きつけました。 次回のお稽古では、水指の蓋が共蓋の…

梅雨・お濃茶のお稽古

街中のあちこちに紫陽花が咲いていますね 水が大好きな紫陽花には梅雨の雨がよく似合います。 ちなみに、紫陽花は英語でhydrangeといい、これは水の器という意味があるそうです。 さて、先日はお濃茶のお稽古がありました! スムーズにお点前ができ、お濃茶…

薄茶のお稽古と庭の茶花

昨日はお茶のお稽古があり、薄茶のお点前をしました。薄茶のお点前は全てのお点前の基本となるものだそうなので、細部まできちんとマスターしなければなりません! 掛物:和 花入:鮎籠(あゆかご) 茶花:鉄線(テッセン) テイジカズラ ツボサンゴ 花入が籠に…

初風炉・盆香合と茶花

今日は、盆香合のお点前の見学をした後、風炉の薄茶点前のお稽古をしてもらいました。 盆香合のお点前は、初心者の私には全くもって難解なお点前でした しかし、無駄のない研ぎ澄まされた美しい所作に感銘を受けました✨ いつかこうした難しいお点前に挑戦す…

いけばなのお稽古🌱3回目・庭の茶花

昨日は軽く薄茶のお稽古をした後、いけばなのお稽古がありました! 掛物:三級浪高魚化龍 (さんきゅう なみたかくして うお りゅうとかす) 3段に連なった高い滝を登りきった鯉は、悟りを開き、やがて龍になるという登龍門の伝説からきている禅語だそうです。…

続きお薄と庭の茶花

GW10連休中の昨日、初めて続きお薄のお点前をしました! お濃茶のお点前の後に続きお薄のお点前をするため、足のしびれに耐え、集中力を切らさないようにすることに必死でした しかしながら、初めて挑戦するお点前は興味津々でとても楽しいです!! 続きお薄…

台飾りのお稽古

今回で台飾りのお稽古は終わりだと聞いていたので、気合いを入れて臨みましたが…そんなに甘いものではありませんでした お点前は、一朝一夕の努力では箸にも棒にも掛からないですね でも充実した楽しいお稽古でした! 掛物は、母が書道家の方からいただいた…

台飾りのお稽古と茶花

昨日は台飾りのお稽古がありました!三器(茶入・茶杓・仕服)の拝見も含め、しっかりと最後まで指導していただきました。 茶道には「道」という文字が付きますので、ただ単に知識や技術を身につけ、それらを磨いていくだけでなく、人間として成長していくこと…